世界遺産:キプロス共和国の世界遺産 [厳選]

小さな島国のキプロス、正確にはキプロス共和国は、面積が9251km2のキプロス島一島から成る島です。その大きさは、四国の半分といっていいほどです。
だけど緑が豊かで、島の中央には、オリンポスの山を中心とした山岳地帯が広がります。海の幸にも恵まれ、高い生活水準をキープする国でも有るのです。

ギリシア神話にも登場する美の女神、アフロデイ(英語名 ビーナス)が誕生した地として記憶されて居る方もいらっしゃるかもしれませんね。

ヨーロッパのギリシア、アフリカのエジプト、そしてヨーロッパとアジアが交差するトルコ、といった古代文明国に囲まれた位置に有ることから、ここ、キプロスは古代から文化の交流地としてたいせつな役割を担ってきました。

その為、この小さな島国にはユネスコの世界遺産が3つも有るのです。

●パフォス(文化遺産)・・・町全体が世界遺産に登録されて居ます。エオンの館のモザイクが有名です。

●トロードス地方彩画教会群(文化遺産)・・・トロードスの山岳地帯に点在する9つの教会。聖ニコラオス教会、アシム教会が有名。その他、ディオニソス館やオルフェウス館のモザイクも必見!

●キロキティア(文化遺産)・・・ラルメカ郊外に位置する新石器時代の集落跡。円形の住居跡が復元されて居ます。

キプロス島は、ギリシア語を話しますが、英語もほとんど通じます。日本からの直行便は有りませんが、ヨーロッパからも、エジプトからも比較的アクセスは容易です。

小さな島の1万年の歴史を覗いてみるのもいいかもしれませんね。

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